第3回オープンダイアローグ/対話的実践の報告会

2018年12月9日(日)、東京大学本郷キャンパスで開催された「第3回オープンダイアローグ/対話的実践の報告会」で、当法人の経験専門家3名の皆さんと共に、逆井と真嶋が実践報告を行いました。
200名以上に見守られながら、経験専門家プロジェクトの概要や養成講座の内容などを振り返り、その中で感じたことをそれぞれの視点から言葉にする。互いの世界観を尊重し、共に感じるという、普段の経験専門家の活動と同じような在り方で報告ができたことは、私たちの自信につながったように感じられました。

また個人的には、ACTIPSにとって経験専門家のような取り組みは不可欠であると感じられたことが印象的でした。私は、臨床の中では、ともすれば「支援者」の役割をとらなければと感じることが多くなりがちです。しかし、リカバリー志向のサービスを利用者に届けるには、医療と同時に人として豊かに生きていくことについて考えたり感じたりする場や時間やつながりを届けることが不可欠だと感じます。こうした生きることをテーマにして話をする時、対等で互恵的な、共に学び合う場がよいかもしれないと今の私は感じます。そして、経験専門家の取り組みは、そうした共に学びあう場をもたらすものだと感じます。

もちろんこうした場に、常にだれもがアクセスしつづけることは難しい事です。ただ、私自身も、そうした場での体験を内側に積み重ねるうちに、日々の暮らしの中や、臨床の中で、目の前の人との間にそのようなスペースが生まれやすくなるように、身体と心を整えるすべを学んでいるような気がしています。

大変貴重な学びの機会を頂けたことを、関係者ならびに法人の皆様、経験専門家の皆様に御礼申し上げます。

真嶋