みなさん、こんにちは。
NPO法人リカバリーサポートセンターACTIPSが運営するACT-Jの活動をお伝えするためのウェブサイトです。
講演会を初めとしたイベントのお知らせ、求人情報など、随時アップしていきますので、よろしくお願いします。
東日本大震災の影響を受けた皆様、現在も被災地で、過酷な状況を過ごしている皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、犠牲になられた数多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、自分たちの生活をとりもどし、人生をとりもどす、皆様のさまざまな工夫や努力が、必ず実り多き復興につながることを、ACTに関わる全国の仲間たちとともに、固く信じております。私たち自身も、復興の過程で私たちにできることを、し続けていきたいと思います。
2011年10月1日(土)、第5回千葉県精神科アウトリーチ研究会を開催致しました。
先にこのブログでもお知らせしましたが、今回は、「認知症高齢者への精神科医往診の取り組み」を、千葉県旭市にある社会福祉法人 ロザリオの聖母会が経営する、海上寮療養所(単科精神科病院)の上野秀樹先生にご講演頂きました。
わが国では、精神科病院に入院する認知症の方たちが増え続け、その半数以上が6ヶ月以上の長期入院に至っている現状があります。認知症の方たちを支える地域における精神医療はどうあるべきかを考える、とてもよい機会となりました。
今回のご講演では、アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症などの代表的な認知症を中心にご説明いただき、認知症の方を地域で支える時の問題と有効な対応について、具体的なお話を聞くことができました。
“買い物ができない”“火の不始末”などの中核症状(記憶障害、認知障害、人格変化)に基づく生活上の困難に対しては、福祉サービス(介護保険の活用など)が効果的な場合も多いとのことです。時に合併して見られる、精神症状・行動障害に関しては、ケアや対応方法の工夫も併せて行い、その上でなお、精神症状や行動障害の改善が見られず、精神科の通院に結びつけたいが本人の同意が得にくい場合に、精神科医師の訪問診療が有効な手段となるということです。
一方、入院医療では、望まない入院への反応から、むしろ症状悪化の可能性があること、残された能力を生かせる環境にないこと、長期化しやすいことなどのデメリットが大きいことなどを挙げられ、『外来医療が基本』で『認知症の方の精神科入院はできる限り避けるべき』という明確なメッセージを頂きました。
足立
*資料掲載の許可を頂きましたので、当日の配布資料の一部をご紹介致します。
●上野秀樹先生のご講演資料(抜粋)はこちら
昨年もみなさまに支えられながら、何とか一年を送ることが出来ました。
昨年のご挨拶には「きっと、今年も、波瀾万丈、山あり谷ありのACTライフが続くでありましょう」と書いたのですが、振り返ってみると、本当にその通りの1年でした(笑)。
その中でも、東日本大震災は、ACT-Jチームにとっても、大きな出来事でした。当日、市川市の各地でスタッフは大きな長い揺れを体験しました。お互いに連絡をとろうとしましたが、携帯電話がつながらない。携帯のメールも通じにくい。チームは、お互いを案じながら、それでも予定されていた活動を続けていました。さいわい、市川市では大きな被害はなかったので、夕方遅くにはスタッフは全員オフィスに戻ることが出来たのですが、公共交通が止まっており、オフィスの近くに住むスタッフの家に遠方のスタッフは泊まって一夜を明かしました。ちょっとした合宿になり、それもいい体験だったようですが・・・。
翌日は前日に引き続き、利用者のみなさんの安否確認のため、全戸訪問を行いました。これも幸運なことにも怪我をしている方もなく、落ちてきた食器などが散乱しているお宅は何軒かあったものの、比較的皆さん落ち着いて過ごされており、ほっとしたことでした。なんとかその後も支援は続けられましたが、一時ガソリンが欠乏して動かせる車両が制限されたことや、計画停電で信号機が消えてしまい、交通事情が悪くて訪問の予定が乱れるなど、訪問チームならではの小さな苦労はいろいろありました。
また、今後、私たちの地域でももっと激しい地震が起きた場合は、避難所生活なども想定せざるを得ず、そのようなときにどのように支援を継続するかは考えておくべき課題となりました。昨年一年、市川コミュニティ精神保健医療福祉会議などで、地域の福祉や社会協議会、学識経験者の皆さんなどとそのようなことについて検討する機会をもてたのは、大変よかったことでした。
一方、東北の被災地のことを考えますと、特に沿岸部の地域では、機能しえなくなった精神医療機関にかわって、訪問のできる機動的な精神保健医療チームが発達することが必要に思われました。沿岸部は以前から交通の便が悪く、医療機関も少なく、保健師さんによる訪問活動がさかんな場所でもありました。おそらく、現在もすでに、またこれから精神的な危機に陥るリスクの高い人々は、ご家族を失ったり、職を失ったりして、仮設住宅や、あるいは、なんとか形をとどめている自宅で、孤立を深めている人々ではないかと思われます。このような人々には、少々のおせっかいであっても、周囲から声をかけ、孤立の状態から抜け出す一歩を作る、訪問による支援が有用かと思われます。
今後の中長期支援において、ACTで培ってきたような、訪問による包括型の支援は、きっと役に立つと思われ、そのような支援のありかたの普及にも、僕たちのチームもこれから何らかの貢献ができればとも考えております。
そんなこんなで、今年も始まりました。
いろいろな苦労のおかげで、僕たちのチームも少しずつ成長しているように思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
伊藤順一郎
初春の候、皆様ますますご健勝のことと存じます。
さて、『みんなで考えよう事例勉強会』にご参加いただいている皆様へ、謹んでお知らせ申し上げます。
平成21年3月に発足しました当勉強会には、これまで多くの地域の皆様にご参加いただき、スタッフ一同大変嬉しく思っております。いくつかの事例を通して地域における課題も浮かび上がってきました。
とくに住居関連を巡るテーマに関しましては、参加者の意識の高さから、不動産業者の方々にご参加いただく機会へとつながり、不動産業者と精神保健福祉の支援者がそれぞれに感じている課題を議論の俎上にあげることができたのは大きな収穫でした。
このような展開に結びついたのも、地域の皆様と場を同じくし意見を交わせたからと強く感じております。
そんな中ではございますが、当会の発足当初よりご参加いただいておりました皆様には、誠に申し訳ございません。
当法人の諸事情によりまして、昨年をもちまして当会の開催を終了させていただくこととなりました。
今後も皆さまのご指導をいただきながら、市川の精神保健福祉のより良い発展のために、より一層の努力をして参りたいと考えております。
まずは略儀ではありますが、当ブログをもちましてご挨拶申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
新年にあたり、皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。
平成24年1月
訪問看護ステーションACT-J
チームリーダー:足立 千啓
『みんなで考えよう事例勉強会』担当:吉田衣美、上田昌広、北野晃造
立秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より当法人の活動にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
本年度初回として、5月に開催を予定しておりました「第5回 千葉県精神科アウトリーチ研究会」が、当法人の都合により延期となりましたことを、改めてお詫び申し上げます。
このたび第5回千葉県精神科アウトリーチ研究会が、下記の通り開催の運びとなりました。
千葉県精神科アウトリーチ研究会は、県内での精神科アウトリーチのネットワーク作りと
精神科アウトリーチ活動の情報交換や研鑚を趣旨としています。
千葉県内で、精神科に特化した訪問看護ステーション、病院の訪問看護室など、
訪問活動に従事する方たちを対象として開催されています。
今回は、第5回の節目を迎えるにあたり、活動の点検と今後のますますの発展を祈念し、
海上寮療養所の上野秀樹先生にご講演頂けることとなりました。
是非、より多くの皆様のご参加を賜りたく、ご案内申し上げる次第です。
ご多忙の折とは存じますが、ご参集下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
入梅し緑鮮やかなこの頃となりましたが、皆様ますますご健勝のことと存じます。
さて、千葉県精神科アウトリーチ研究会にご参加いただいている皆様へ、謹んでお知らせ申し上げます。
本年度初回として5月に開催を予定しておりました「第5回 千葉県精神科アウトリーチ研究会」ですが、当法人の都合により延期とさせていただきたく、お願い申し上げます。
ご予定いただいておりました皆様には、誠に申し訳ございません。
また、開催予定時期を過ぎてのお知らせとなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
次回の開催時期につきましては、10月初旬を予定しております。
また時期が参りましたら追ってご案内いたしますので、ご多用とは存じますが、ぜひご参集くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 リカバリーサポートセンターACTIPS
代表 福井 進
平成23年2月10日、ストレングスモデルで著名な米国カンザス大学のリック・ゴスチャ氏がACT-Jにいらっしゃいました。
リック・ゴスチャ氏は米国カンザス大学社会福祉学部付属精神保健研究&トレーニングオフィス トレーニング担当責任者で、『ストレングスモデル -精神障害者のためのケースマネジメント- (金剛出版)』をチャールズ・ラップ氏と共著されています。
また、ケースマネジメント、ケースマネジメントチームのリーダー、システム統合コーディネーター、プログラムディレクターなどの経験があります。以前は、カンザス州ウィチタ(カンザス州最大の都市)のホームレスプログラムのディレクターも務め、このプログラムは、当事者の成果やシステム統合アプローチに関して全国的に認められています。
今回はACT-Jにいらっしゃって、ケースマネージャーの訪問に同行いただきながら、ストレングスモデルを活用したアウトリーチサービスについて、モデリングやケース検討を行ってくださいました。
また、2日間にわたり開催されたワークショップにおいては、ストレングスモデルの理念や方法などの解説とともに、ロールプレイを通じて、ストレングスモデルを活用した関わりの実際を説明していただくことができました。


平成23年2月2日、独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所主催により、「平成23年度精神保健に関する技術研修」が開催されました。
この研修は、包括型地域生活支援プログラム(ACT)を理解し、地域中心の地域精神保健システム作りに一歩前進できるようになることを目指すもので、年1回開催されています。
対象はACTの実践に取り組んでいる方あるいは実施を検討している方で、内容としては、さまざまな職種の参加者が「模擬多職種チーム」として異なる視点で議論する場があるほか、ACTの臨床事例についての討論、地域でのシステム作りなど、演習を多く取り入れたもの(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所HPより抜粋)となっています。
その中で、「ACTによる生活支援」というプログラムがあり、ACTのサービスを利用されている当事者の方々の声を、研修に参加されている方に届けようという時間があります。ACT-Jを利用されている方たちに趣旨を説明し、参加の呼びかけをしたところ、4名の利用者の方と1名のご家族の方にお越しいただくことができました。大勢の方の前での発表ということで、皆さん緊張した面持ちでしたが、事前の訪問などで発表内容を練っていた甲斐もあって、スムーズに発表されていました。研修に参加されている方々も興味を持って聞いていただき、発表後にはたくさんの質問をいただきました。
2名の方に、当法人が発行しているニュースレターへの掲載を許可いただくことができましたので、発表内容についてはそちらをご参照ください。ニュースレターは、賛助会員になっていただくことで読むことができます。
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ACT研修に参加していただいた方と、ささやかながら「お疲れ様会」と称して、お好み焼きパーティを行いました。とてもおいしくできました!!