6.支援のプロセス

    ①利用者のエントリー
    個々のACTプログラムで定められた加入基準を満たす利用者がチームに紹介されます。
    ②関係作り(エンゲージメント)・契約
    スタッフが利用者にプログラムを説明し、プログラム利用の同意を得ます。
    ③初期アセスメント・初期支援計画
    当面の利用者の最初のニーズと目標を明確にします。
    ④包括的アセスメント
    ITT(個別処遇チーム)が中心となり、ACT導入後30日以内に行います。
    ⑤支援計画の作成
    包括的アセスメントに基づき作成。短期(2~3ヶ月後)・長期(6ヶ月後)目標を設定します。
    ⑥サービスの実施・モニタリング
    支援計画に基づくサービスを提供し、それらが適切に実施されているかをモニタリングします。
    ⑦支援計画の見直し・既存のサービスへの移行
    支援計画は少なくとも半年ごとに見直されます。利用者のニーズに応じて無期限のサービスを受けることもできます。利用者の状態や生活状況が安定してきており、本人がサービスの終了を望んでいる場合には、移行期間をおき、ACT以外の既存のサービスに引き継ぐことになります。

☆個別処遇チーム/Individual Treatment Team (ITT)

ACTではすべてのチームスタッフが利用者に関わりますが、個々の利用者には個別処遇チーム(ITT)という通常3~5人のスタッフで構成される担当のサブチームがつきます。ITTの構成は、基本的に主ケアマネジャー(Primary case manager)、副ケアマネジャー(Back up case manager)、利用者のニーズに応じて看護師、職業の専門家などが加わるときがあります。中心的に利用者に関わるのは、主ケアマネジャーです。副ケアマネジャーは、支援活動の調整などを主ケアマネジャーと共有し、主ケアマネジャーが不在の場合には、それらの実施に責任を持ちます。




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